ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対して思うこと

2022年2月24日、ロシアはウクライナに対する軍事侵攻に踏み切りました。

ロシア軍による攻撃はウクライナの軍事施設のみならず、現在も住宅地や市街地施設へのミサイル着弾のほか市街戦も繰り広げられており、両軍関係者のほか、子供を含む民間人にも多くの犠牲が出ています。

この侵攻はロシアとの国境付近であるウクライナ東部で被害が大きく、危険を避けるためにウクライナ西部や隣国ポーランドを始めとする他国へ避難する人々が増加してきている現状です。

また、この侵攻は世界のビジネスにも影響が広がっています。ウクライナに進出する日本企業は生産や販売の停止を余儀なくされました。ロシアの航空便は欠航が相次いでおり、食料や自動車・各種資源などのサプライチェーン（供給網）にも影響が出始めました。

原油や小麦の価格高騰の可能性も高まり、これは市民生活にも直結する影響です。
このままではガソリンやパンなどの販売価格への影響が出る日も遠くないかもしれません。

とはいえ、多くのロシア国民がこの軍事侵攻に賛同しているわけではありません。
首都モスクワを始め、ロシア国内各地で戦争に反対する人々による抗議活動が行われています。

情報統制などによりロシア国内からのメッセージは多くはありませんが、世界各地で活動・活躍するロシア出身のアスリートや著名人からは、SNSやマスメディアなどを通じた反戦メッセージの表明も続々と実施されています。

もちろん当事者であるウクライナの国民や出身者の痛みは計り知れないものがありますが、平和を望む心に国の違いはないことをこれまでになく実感しています。

私たちLimitless Futureも、多くの皆さんと同じく、いかなる理由があろうとも武力の行使や侵攻には絶対に反対です。
経済的にも人道的にも、一刻も早い平和的解決を切に願います。