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二度目の緊急事態宣言解除

1都3県に対して2021年1月7日に再発令された緊急事態宣言は、対象地域の拡大や2度の期間延長を経て、この度解除がなされました。

2回目の緊急事態宣言は2ヶ月半にわたる自粛要請となりましたが、程度の差はあれど昨年4月から継続して対策をとり続けている皆様にとっては、先の見えない状況に苦しみ続けた1年間だったのではないでしょうか。

しかし、今回の宣言解除は決して前向きな意味合いばかりではありません。

毎日の新規感染者数は下げ止まりを見せており、医療が逼迫した状態も継続しています。

また、新型コロナウイルス自体も次々と変異株が発見されております。従来のイギリス型や南アフリカ型・ブラジル型のほか、最近ではフィリピン型や日本型までが確認されました。

これらの変異株は感染力や免疫力が強化されているだけでなく、日本型に至っては現在開発されているワクチンがそもそも効果を発揮しない可能性があるなど、我々を取り巻く状況は未だ改善の兆しを見せていません。

緊急事態宣言が解除されたからといって、社会が元通りになったなどといった勘違いはせず、それでも一歩一歩前へ進むために、我々は気を緩めることなく、今できることを実践していきたいと思います。

当社は、初回緊急事態宣言時の危機感を維持しつつ、今後も自分たち自身や家族、そして周りの人を守るための感染対策を呼び掛け続け、関係するすべての人が安心して日常を送ることができるよう取り組んでまいります。